イギリス的クリスマス料理のススメ
クリスマスがだんだん近づいてきましたね
私も23日まで仕事ですので 早目にクリスマスの支度を始めようと近所のスーパーでこんな物を買いました
「クリスマス・プディング」と「Mulled Wine Spice;マルド・ワイン用スパイス」
イギリス人はクリスマスのデザートには日本で食べられているような「クリスマスケーキ」は食べません
以前の日記(ジェイミー・オリバーのレシピ付き)でお話ししましたが「クリスマス・プディング」という とてつもなく甘い食べ物にブランデーバターを付けて食べるのが慣わしです
そして「マルド・ワイン」
ドイツではグリュー・ワインと呼ばれていると思いますが・・・
赤ワインにお砂糖やスパイスを利かせた飲み物で クリスマスの時期に身体を温めるために良く飲まれます
クリスマス料理は日本のおせち料理と一緒で お母さん達がクリスマス休みの間 楽が出来るように 保存がきく物が多いようです
このクリスマス・プディングですが・・・実に重い・・( ̄~ ̄;)ウーン
そして甘い・・・・
基本はフルーツケーキですが それが100倍しっとりと しつこくなった感じでしょうか?
それにブランデーの利いた甘いバターを付けて食べるのですから 少量で十分です
色んな種類のクリスマス・プディングが売っていますが 私はペカンナッツとバタースカッチ味のプディングを選びました
普通のよりも 私の好みに合っているので これにヴァニラアイスを乗っけて食べようっと!
あとは 日本ではビッシュド・ノエルって呼ばれている切り株のお菓子
こっちでは「ユール・ログ」って呼ばれています
でも これをクリスマスの食卓で食べるのは イギリスの伝統ではないかもしれません
私が買った ミニ・ユール・ログは結構美味しかったです!
そして クリスマスのメイン料理といえば・・・
「ターキー;七面鳥」
トルコ(英語でターキー)原産の鶏ですので 英語ではそのまま国名をとって「ターキー」
あまり好きではないって人が多いですねー
私の彼氏のD君も ターキーはあまり食べたくないって言います
チキンと比べると 脂肪分が少なく パサパサした感じなんです
だから「スタッフィング」と呼ばれる パン粉にハーブ等で味付けしたものを詰めて焼き上げ 最後にクランベリーソースや グレイビーソース(肉汁)をかけて食べるんですね
付け合せはローストしたポテトやパースニップというニンジンの親戚 または芽キャベツを茹でたものなんかが主流のようです
そして 毎年クリスマス時期になると職場の誰かが買ってくる「ミンス パイ」
(画像は他所からお借り致しましたー)
私はこれが大の苦手・・・
小さいパイですが 中には「ミンス・ミート」と呼ばれる ドライフルーツの砂糖漬けが沢山入っています
ミンスミートですが お肉ではないんですよー!!
このミンスパイ メチャ甘!!!!(;° ロ°) ナンジャコリャ
一口かじっただけで 歯が痛くなります
これを 美味しい美味しいと食べている同僚の舌の構造がどうなってるのか 非常に興味があります
実はですねー 先日の日記でお話しした 職場のクリスマスパーティー・・
もしかすると場所を変更するかもしれないらしいです・・
一人50ポンド(12500円)のコースメニュー(内20ポンド=5000円は自己負担)が 前菜 メインのターキーに デザートがミンスパイらしいんですよー
こんな お粗末な内容で50ポンドは「Rip off;リップ・オフ=ボッタクリ」だろー!!
クレームがかなり出たらしいです( ̄ェ ̄;)
ので 今週の木曜日がパーティーですが 今新たな場所を探しているようです・・
もうどこでもいいや!早く決めてくれー!!!
こっちは夜の8時まで仕事で そのあと着替えて行かなくちゃいけないんだどー!!
職場の近くで 安くて美味しい所が一番だなー
職場のクリスマス・パーティー 皆さんはどんな所へ行かれますか?
*おまけ*
先日 宣伝した お友達のYOMEさんのレシピ本出版記念 同時日記アップのまとめが「京都のnagomiさん」のページでアップされています
多くの皆さんが それぞれのお祝いの気持ちを日記に残して下さいました
また YOMEさんからのコメントもありますので 皆様是非ご覧下さいませー!!
by zuppinalondon | 2006-12-11 08:38 | イギリス文化?