先週 元同僚でお友達のハンガリー人のKちゃんのお誕生日会に行って参りました
イギリスって 自分の誕生会は自分で計画を立てて 人を招待するのが普通
誰かがプランを立ててくれるだろう・・・ なんて呑気に構えていると 「誕生会やらないのぉ??」 なんて お友達から催促されてしまいます
今回のKちゃんのお誕生会も もちろんKちゃんのセルフ・プロデュース
自分でお店を探して 予約を入れて 人も招待するんです
場所はロンドンのソーホーにある 著名人も通うというハンガリー料理のお店
「ゲイ・ハサー Gay Hussar」
ハンガリー料理って 日本では馴染みがありませんよねぇ
私もハンガリー系の友人がいるのにもかかわらず 彼らと食事に行くときは何故か東洋系のお店ばかり行っていました
だから 初めてのハンガリー料理体験で それはそれは楽しみにしておりました
イギリスで一番有名なハンガリー料理(・・・ というか 私が唯一知っているハンガリー料理)は「グラーシュ」という いわゆるポトフとビーフシチューの中間みたいな一品です
これは 結構街角のサンドイッチ屋さんやカフェなどで スープ等を出すお店があると メニューで良くみかけます
元同僚の超イケメンT君(彼もハンガリー人)曰く・・・
「ハンガリー料理はパプリカ (あまり辛くない唐辛子粉)と サワークリームを良く使うよぉー」
なるほど・・
イメージ的には お肉、じゃがいも、そしてちょっとスパイシーでクリーミー???
かなり量も多そうな予感です
とりあえず 何を注文していいか分からない時は ネットであらかじめ下準備をするのがZuppina式
どうやら ハンガリーはロールキャベツの本場らしいです・・・
そして モンブランみたいなケーキもあるらしいんです・・・・
すごく期待が高まります!!!!
この写真は イケメンT君の注文したスターター(前菜)の「サワーチェリー・スープ」
酸っぱいサクランボのスープー????
典型的なハンガリーの冷たいスープらしいです
色はピンクで 中にコンポートにしたようなサクランボが入っています
T君は まぁまぁのお味だと言っておりました
私はメインとデザートに賭けていたので 前菜はなし
そして 前菜を注文しないで 本当に良かった!!!
これが 私のオーダーした「ロール・キャベツ」
(正しくは「スタッフド・キャベッジ アンド なんとかかんとか・・・」って名前でしたぁ)
上にドーンとのっかってるのが 分厚く飾り切りされたベーコン
そして サワークラウトで包まれた ちょっと酸っぱいロールキャベツ
その脇に添えられた サワークリーム
これは 本当に美味しかったぁー!!!
ボリューム満点で 全部は食べられませんでした
そして これが お友達のBちゃんの注文した「ラム肉がニョッキみたいな物の上に乗ったやつ」
(自分のメイン料理に夢中で 他人の注文した物には全く注意を払っておりませんでした)
これは 少しお味見をさせてもらったのですが ちょっと辛くて ラムの臭いもまったく気にならずに食べられます
私的には かなり満足のお味
デザートに期待が持てます
そして 皆がお腹いっぱいでもう食べられないなんて 弱気な事を言っているので
「私はデザート行くよ!!デザートのメニュー下さーい!!!!!!」
・・・・ と 元気良く言っていると・・・・
Kちゃんの旦那様のDさん (うちのD君と同じ名前)が 私に何か目配せ・・・・
・・・・ ハテ?? ・・・・・
これは何かあるなぁ と思ったら・・・
突然 お店全体の明かりが消えて真っ暗に・・・
お客様達全員が 周りをキョロキョロし始めました
そして お店の奥から なにやら明るい物が運ばれて来ました
誰ともなく 「ハピーバースデー トゥー ユー・・・」と歌い出し お店にいる人全員が大合唱!!
Kちゃんは 思いもかけないサプライズに満面の笑顔
どうやら このケーキはKちゃんの旦那様が前もって注文しておいたみたいです
ケーキは甘くないホップクリームがたっぷりのラムレーズンケーキ
結構軽いのですが お酒がたっぷりなので アルコールに弱い人はダメかも・・・
私も お持ち帰り分までいただきましたが うちのD君(その日は夜遅くまで仕事)はお酒の味が好きではないので 帰りにD君の会社に立ち寄り D君の同僚のG君にケーキを差し入れしました
いやぁー ハンガリー料理 結構日本人の口に合うと思いますよ
ロンドンで 中華やインド料理に飽きたら お試し下さい
ゲイ・ハサー
2 Greek Street
London W1D 4NB
TEL: 020 7437 0973
最寄り駅: トッテナム・コート・ロード
行き方: ソーホー・スクエアーのすぐ近く
Map
# by zuppinalondon | 2010-03-19 23:45 | ロンドングルメ