「イギリス de パン」のススメ
以前ブログのお友達で、いつもご主人のために美味しい愛情いっぱい料理を作っている「お料理日記」のさとさんから
「(日本では)「イギリスパン」って売ってますが、
イギリスではああいうパンをいつも食べているのですか (*゚▽゚*)」
という非常にナイスなご質問をお受けしました
結論から申しますと・・・・・・
イギリスにはイギリスパンは存在しません!!!!
ガ━━━━━━━;(゚Д゚;);━━━━━━━━ン!
Zuppinaは「日本ご飯の会」ロンドン支部書記ですので、ほとんどパンは食べません
(ウソです・・・こんな会はありません) 柱| ̄m ̄) ウププッ
ですが今回検証のためにイギリスで普段食べられている普通の食パン一斤を購入してみました
こちら食パンのメーカー「キングス・ミル」のモルティド・グレインという モルトと穀類が入ったパンです
白いパンよりも身体に良さそうなので こちらを買ってみました
お分かりになるでしょうか??これで おそらくこの国の中の食パンとしては最も厚切りの切り方です
日本の6枚切りと8枚切りの中間くらいの厚さで おまけに一斤がデカイ!
はっきりと数えてはいませんが 約18枚+あります
普通の食パンは「Thick sliced=厚切り」で日本の8枚切りの厚さ
「Medium sliced=普通切り(?)」でサンドイッチ用パンくらいの厚さです
イギリス人はこのパンを焼いて「トーストスタンド(又はラック)」に立てて
冷ましてから カリカリのトーストを食べます
以前 私が焼きたてのトーストにバターを溶かしながら食べていたら
イギリス人のお友達に
「それはアメリカ人の食べ方よ!!」 (`ロ´)ノ ダメッ!
と注意されました
イギリス人は正式にはトーストを冷まして縦半分に切り、それにバターをたっぷり塗って食べるのが上流のマナー
あくまでもバターを食べるためにトースト食ってんのかぁ??と思わせる量のバターを食べます
消費量も半端ではないので バターディッシュにバターを入れて常温保存して 常に塗りやすい状態にしている人も多いようです
バターの代わりに「マージュリーン(=マーガリンの英語発音です)」を召し上がる方も多いですが、カロリー一緒だど!と言いたいです
私 あのパン一斤を大分前に買いました・・・ (-"-;A ...アセアセ
賞味期限は買ったその日の次の日までです・・・・ (-"-;A ...アセアセ
(あの量のパンをイギリス人は2日間で食べきります)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まだ食べきれてません・・・ (-"-;A ...アセアセ
パン自体は結構ボソボソ系で 日本のようなモチモチ系でしっとりなのは皆無です
だから余計パンを食べなくなりました
最近私のフラットの近くに新しい洒落たパン屋さんがオープンしました
「breads etcetra」というオーガニックパンを売るお店です
ウリは「Sour dough bread=サワー・ドウ・ブレッド」という 酸っぱい生地を使ったパン
見た目はフランスの田舎パンみたいですが どれも素朴そうです
イギリス国内ならオンラインオーダー・デリバリーもしてくれるそうです
今食べている食パンが食べ終わったら買ってみますねー
さとちゃーん!こんなんで よかったかしらー?????(・Θ・;)アセアセ…
*おまけ*
チャイナタウンをご紹介したときに「ココナッツ・カスタードバン」のお話しをしました
日曜日に仕事の後 D君とチャイナタウンへご飯を食べに行きましたので
ついでに お気に入りのベーカリーへ・・・・・
混んでましたよ!!あいかわらず
えーと、これがその「ココナッツ・カスタードバン」です
この日のは中身が和菓子の黄身時雨くらいポロポロだったなぁ・・
ココナッツは粉のものが入っているようです
パン生地も甘い 昔の菓子パンの味です
おいしかったぁー うふ♪(* ̄ー ̄)v
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by zuppinalondon | 2006-05-23 22:08 | ロンドングルメ