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2006年 04月 06日 ( 1 )

イギリス労働賃金事情


イギリスではNational Minimum Wageという 国で定められた 最低賃金の決まりがあります

22歳以上の人は 最低時給が現在5.05ポンド(約1000円強)、18-21歳の人は4.25ポンド(約850円強)が雇い主より支払われるハズ。


この賃金を見て 皆さんは高いと思われますか?それとも 意外と低いと思われますか?


ロンドンは物価が高く、日本の1.5倍から2倍のお金が必要です。1ポンドは現在約210円ですが、私が何かを買う時は 1ポンド100円と思うようにしています。そうしないと 全てのものが高すぎて 何も買えなくなりますので。

そう考えると 最低賃金の5.05ポンドは 日本円にすると500円くらいです。現在日本でアルバイトをすると いくら貰えるのかはわかりませんが それ程高いお給料ではありませんよね。



イギリスのお給料は年俸制が多く、求人情報等もほとんどが「年にいくら」と提示されています



例えば・・・・・

サービス業、フロアマネージャー 17K(=17,000ポンド=約340万円)


製造業、技術翻訳・通訳 20-24K(=20,000-24,000ポンド=約400万円ー480万円)

金融 法人営業 40-60K(=40,000-60,000ポンド=約800万円ー1,200万円)


日本と比べて かなり賃金水準は低いと思います


こんなに物価が高くて 低いサラリー!
人々は どうやって 生活をしていってるのでしょうか?
ウーン (Θ_Θ;)



イギリスはここ何年間か「プチ・バブル期」に入っており 1990年代の日本のようです



ロンドンに住む人々は 皆割りと小奇麗な格好をし いいバッグを持ち 洒落たバーなどでお酒をたしなんだりします

しかし その実、多くの人がクレジットカードでの借金による負債をかかえています


Zuppinaのお店でも、銀行口座の残高が足りずに カードでの支払いが拒否されるお客様もいます
しかし、そういう人に限って 何枚もカードを持っているので、他のカードで支払っての自転車操業


ボーナス制度もないので、いったい皆さんどのように 負債を返しているのかと 不思議でありません



そんな 派手なロンドンの影で バブルを支える人達がいます

外国人労働者、不法入国者、または不法滞在者です



私は 以前何人かで 一つの家をシェアしておりました
その中の ポーランド人の女の子 Sちゃん


ポーランドは EUに加入以来 EU各国に自由に行き来ができるようになりました
EU加盟国ですので 基本的に労働は登録さえすれば イギリスでは可能です

しかし、東ヨーロッパの人達が働ける場所は限られています
ほとんどの場合が ウエイトレス・ウエイター・バーテンなど

ポーランド人のSちゃんは英語力がなかったせいもあり イギリスに来てから2-3ヶ月 全く仕事が見つかりませんでした。

自分で貯めたお金をけずりながらの生活。毎日の食事はカップラーメンやパンのみ



そんな彼女が やっとの思いで見つけた 小さな食堂での仕事

毎日朝6時に 家を出て 働く事一日10時間・週6日 
そんな彼女の手にしたお給料は 1日たったの20ポンド(約4000円)

あきらかに違法な賃金ですが、生活のためには Sちゃんは文句が言えません



ロンドンではこのように 外国人労働者を低賃金で使う事は どこでもあるようです

中華街でも、皿洗い 時給1.50ポンド(約300円)なんてのはザラ
そんな条件でも仕事が欲しくて「待ち受けリスト」はいつもいっぱいだそうです



ロンドンから彼らのような 労働者がいなくなったら 
この街はきっと 消滅してしまう事でしょう





おまけ

流しのパイプ ウチの大家さんが 今日直してくれました
こっちの人は なんでも自分でやるんです。
人に頼むと 時間がかかるから・・・
遅いんですよ イギリスのサービスは


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by zuppinalondon | 2006-04-06 10:09 | イギリス文化?